恋愛マンガ 電撃デイジー

電撃デイジー

 

この漫画は珍しく少年漫画の作家さんが描いている漫画で、貧乏で天涯孤独な女子高生紅林照と、照の高校の公務員に扮した実は凄腕ハッカーの黒崎祐との恋愛物語です。

 

わたしは男性が描いている恋愛漫画を初めて読んだのですが、普段コテコテの少女漫画ばかり読んでいたので正直あまり期待はしていませんでした。読み始めはいかにも少年漫画っぽい男性的な絵のタッチにすこし抵抗がありました。

 

しかし読み進めていくととても続きが気になるような深いストーリーです。少女漫画にありがちの王道なストーリー展開をたどるわけでなく(わたしは王道が好きなので好んで読んでいましたが)、シリアスなシーンやハッカー用語の説明が語られるシーンは一見難しくとても読み応えがあるといえます。

 

またシリアスなシーンにうってかわってギャグもふんだんに描かれていてよく笑えます。そこはとても少年漫画らしくて好きです。

 

わたしがこの漫画でとても好きなのは、ヒロインの照が唯一の家族であった兄を亡くし天涯孤独な身にもかかわらずとても強く芯のある女の子であるところです。いじめられたぐらいではクヨクヨしない、むしろやり返すくらいのスタンスでいるところが、読んでいてすごくスッキリします。

 

よくある少女漫画の主人公はなにかとうじうじしていたり、そこを慰められてまた恋が進むなどといった展開が多かったので、この漫画はいい意味で味のある作品でした。

 

やはり絵のタッチが他の恋愛漫画と異なっているので敬遠されがちかとは思いますが、騙されたと思ってぜひ一巻だけでも読んでみてほしいです。きっと続きが気になって止まらなくなると思います。